◆ 前代未聞の怪研究・珍開発の数々を脱線常習ごちゃ混ぜに発信し続ける、近代稀にみる異常ブログです。世界でここだけの頭おかしい物品、わけのわからない文言多数。 造形作家にして生物学者にして重症ケモナーの要注意人物【川崎ピースケ】が執筆運営しています。クソ色の片思い、キミに、そっと…。
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研究テーマ:1)インドの多弦胡弓「サーランギー属」、2)水中ダンゴムシのなかま「海産等脚目甲殻類」、3)原材料および愛玩物としての「羊」 などを題材としたデザイン論とその実践、とくに動物型や動物利用の意味について。おおかた閲覧注意です。詳細はこのページの右寄り欄【研究領域】↓にて。
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さらん儀蜚°助流・実践編〈7〉奈良の春日野桟橋で越後の山羊とピクニック、酒を交わせば仔鹿のウフーン好きにして




「楽しいおもちゃが付くよ!」
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やーん、きゃわゆい鹿のおんなのこ。
楽しいおもちゃというのは、ひょっとしてこの子のことなのかな。

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お子さまセットを頼むとこの子がウフーンとついてきて、連れて帰れるのかな。
おもちゃみたいに好きにして構わないということなのかな。
モフモフイチャイチャ、お持ち帰りドッツンして差し支えないということなのかな。
わぁい、だったらいいな、だったらいいな、うふふふふ。


ご注文? えーと生姜焼き定食お願いします。

日高屋は生姜焼きが旨いよね、実態は甘辛たれ炒めでまるくそ生姜を感じないけど、
コワコワした安い米に妙にマッチする味なんだ。
たまに恋しくなって寄るとだいたい生姜焼きリピートよ。

客層が相応でヤバ… もとい、
人生の何たるかを知り尽くした渋い諸先輩方に囲まれながら戴く本格中華!





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次の段に張る弦はこの部分、ヘッド~ボディ間を結ぶ橋梁から走る弦です。

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サーランギーは建築である、の話ん時に同じ話しましたが、
これは古い時代のサーランギーには無かった、明らかに後になって増設された構造。
「このスペースを有効利用しろよナマステ」と当時の賢いインド人がぼやきながら、
別途のバーを掛け渡して弦を張ったのがいつしかレギュラー化したものです。


先日の共鳴弦と同様、この弦たちもどの駒穴を通れば使い良く美しいか検討しながら張ります。
両グループはふつう同じ列=階層(レイヤー)に並ぶので、難しく考えず順列に通せばよいのだが、

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穴数ピッタリの1列配置だと張り位置の融通が利かなくて後々困ることがあるんだわ。
だから俺は駒を取り付ける前に予めもう1レーン余分に穴列をあけておいたの。

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いわばこれが「新しいレイヤー」、ここ通していけばエリア重なっても差し支えないわけじゃん。




ついては、まず現状のたっこみかたをよくみるわけ。

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均一にたっこんでないのがおわかりか。

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一番使うガット弦が一番ピンと張る弦だからその下の駒と皮に一番力が掛かるんです。
なので本番を想定して強めに巻き、他の弦はそうでもなくしておくと、こうなる。

従って次の段に張る弦の位置と張力によって左右の均衡をとるべく、
本番巻きにしたガット弦をだいぶ緩めてから、そうさな…

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この↑あたり。少し外ぎみを通り、外に引っ張る力を弦に与えて、駒を安定させるんだ。
ただあまり外過ぎるとその弦が低音ガットを擦る弓に当たるから注意。
俺の多弦モデル…55号や黄泉号では意図的にそうしてるんだけどね。


張り方はご家庭のシタールやアフガンラバーブと一緒。

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まず、ここかな?という駒穴に通すでしょ、

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ペグを抜いておき、弦を表穴から入れて、ペグ挿し穴から出します。
出す弦は巻きしろになるから10cm前後の余裕をみておいてくれな、
位置調整のために外して張り直すことがあるんでツンツルテンに切っちゃうと後で大変ぞ。

で、先端をペグ棒の横の弦通し小穴に挿れて据え付け、

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クルクル巻きながらその流れでペグ挿し穴にムギュッと突っ込み、巻き留めます。これだけです。

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巻き方向は、俺は順巻き=公園の鉄棒の前回り。
インドのは逆巻き=公園の鉄棒の逆上がりになっていることが多く、

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いい演奏できりゃ別にどっちでもいいんですが、自分こっち!と決めたら生涯そっち向きに揃えましょう。
面倒がって前回りと逆上がりを混在させてると舞台で急いで調律する時にモタついて恥ずかしいぞ。

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はい、こんな感じです。


で次の工程が一番難儀するんだ、ダブルヘッドのジャワリ弦です。
設定の見極めが難しいし、設定後もしょっちゅう面倒みなくちゃいけない箇所。

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ただでさえ限られた面積の中に無理やりマウントされた後付け構造です。
触らずに唸らせる弦をわざわざ一番運指のクソ邪魔になる位置に据え、
毎度バンブーダンスのように跨がせるなんてのは普通ありえんことぞ。


ここで大変重要なポイントになるのが上駒

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駒というより適切な位置に弦を降ろすためのガイドの役割を果たすパーツですが、
例えばUFOキャッチャーのぬいぐるみ取るクレーン降ろす時に、
どの座標から降ろせば確実に取れるか、ガラス越しにミリ単位で必死になるじゃんか。

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同様に、どの穴に通して降ろせば指や他パーツの邪魔にならないか、
ミリ単位で穴位置を検討する
んです。当たっちゃうorちゃわない、
使い易さorにくさが、1穴ずらすだけで大幅に変わりますのでね。


でだ。ついては、あなたのサーランギー、そこだけこうやって外せる?

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外せるんなら儲けたぜ。ならば外せるうちに前述の駒と同様、
ご覧の通り予め予備穴を増やしておけば、UFOクレーンの可動域が増えるわけだろ。

しかし多くの台はこのパーツを本体の溝にガチンコ接着(通称:ガッ着)してしまってあります。
なぜならここは構造上、先述の博多ぶらぶら以上の強い力で引っ張り合いっこになるため、
力が釣り合う位置に必ずクンッと横ズレちゃうんだ。ちゃわないようガッ着してある。

位置調整するだろうから余分に予備穴をあけておこうって考えがインド人にはまるくそ無くて、
それでいてガッ着してしまうから困る。

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▲ズレとるのにズレとる位置でガッ着している例。インド人!


ガッ着済みの上駒に穴を増やさないといけない局面ではもう止むを得ず、

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ロングドリルビット2mmなる特殊工具を買ってきて、
ご覧の要領でアクセスせねばならなくなる。だから俺なるくそ接着しないの。
接着するんだったらもう今後は動かせない前提でないと。

無論、ガッ着しないぶん横ズレ防止はしないといけませんから、
本体に垂直に達するつっかえ杭を入れる穴を、

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骨製の上駒の厚み面に施すの。或いはこんなふうに無理に貫通させないで、
埋もれる裏面にほんのチョコっと棒を飛び出させておいて本体溝の奥に受け穴を掘れば事を為すけれど、
貫通させておけば表から釘を打つ要領で組めるから楽なんだ。経験者は語る。

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ただいずれも自身でなさる場合はご用心を。
相手は骨です、たいてい下手こいてパキッと割りよるぞ。
俺はプロじゃけ滅多に失敗しナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・


 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・



 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・



 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・



 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・



 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・



 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・



 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・



 ナ~~~~ゾ~~~~~~・・・・・・




\ ナ~~~~ゾ~~~~~~ /
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 なぞが なぞよぶ なぞの くま、

 ナゾクーマーが またでたポヨ。

 この くまは とっても なぞだから、

 この くまが なぞを よぶのならば、

 そりは なぞが なぞを よぶのであった。

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 この くまは なんの くまだろう?  は た し て …



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ほれ、2人ともいいかげんになさい、お仕事中だよ。



 \ ナーーーーーーーム!! /f:id:saran-p:20190902020844j:plain

ひゃあっ。こりはこりは、奈良は春日野より盧舎那仏さまにて御座候へば。

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絃のやれそれ、駒のどれそれ、UFOキャッチャがのれそれと、
妖かしげなる数多の世迷ひ、さればみな天眼にとぞ御見透かしける。

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あなおそろしや、ありがたや。なまんだぶ、なまんだぶ。


 \ ナーーーーーーーム!! /
f:id:saran-p:20190902020901j:plain
 / ナーーーーーーーム!! \




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これ先日のろくろ仕事から図面通りに削り出したのを、ひっくり返した状態だナーーム。
ケツ膨らんだこの部分は別パーツとの接合ミゾで、同じ粘土を緩く溶いたドベ(泥漿)をここに流し、

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ぴったしマウントするんだナーームよ。

f:id:saran-p:20190902020629j:plain 内部構造


のち、そうさのう20日くらいかのう、
いつ作ったか忘れるくらい充分にスッポ乾かしてのち、いよいよ北欧サウナタイム。

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90度で仮焼き30分、170度で本焼き20分、
コート剤を馴染ませて120度で10分くらいかな。


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はい、できました、羊のゴブレットです。
初めて使ってみた素材にしては上出来っしょ。
「ヤコのオーブン陶土」の素材特性やコツも学べました。
使ったことない素材に挑戦するって大事ね、今後いろいろ試してみよう。

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頭の内部は空洞で、両耳の穴を焼成時の湯気抜き穴にしてあるので、
よく乾燥し、焼成中に破裂もせず、焼き上がりも軽くて持ちやすい。
テトラポッド(商標)の天辺を容器にしたような構造ですから飲み物を入れても安定します。

飲みやすく、壊れにくく、直しやすく、愛しやすい、そういうの全部想定したデザイン。
というかそういうの全部想定する営為それ自体をデザインと呼ぶんです、全員勘違いしとる。


羊の意匠を採り入れた焼き物というのはクソ古代から存在しますし、
動物マグカップとか、こういう逆さヘッドをあしらった酒器類は別段珍しくもないけれど、
どれも量感が今ひとつで、これだッ絶対買うッとくる販売品を見つけられませんでした。

単に動物の形しとりゃいいわけじゃないの、そこに必然性と実用性があんのか?っちゅう話。
必然性と実用性の無いもの俺もう嫌いなんよ。
ったらつべこべ文句言わずにテメーの好きに作るしかあるめい。


で、先に頭部だけ仕上げてしまい容器部分はあてがいながら考えていくことにしたんだけど、

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出来た頭をあくまで仮の紙コップにとりあえず置きながら検討していたら、

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あっ、だったらこの紙コップ型まんまで美しいじゃねえかとなった。
頭でっかち羊が唐突にバケツから顔を出したような滑稽さが結果的に生まれました次第です。


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さっそく冷蔵庫のカニカマと半額以下でも売れ残っていたローストビーフで手軽な晩酌をば。
投げ売りでさえ誰も買わん肉ほど当の牛に申し訳が立たない肉もねえと思うの。

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うーむ、この陶土の色合いなら、ワインや日本酒、ああ、梅酒ロックにも合いそうだ。
量を飲めない体質のくせに…



飲めないくせにといえば俺、エチゴビールを好きで、時々飲みたくなるのは、
しっかりした風味、クラフトマンシップ、祖母が越後出身なのの御縁と、
何よりシンボルマークの山羊がエロカッコイイでしょ、目と口が不敵で。

 \よう、今夜も俺と飲もうぜ. / 
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と誘われてる気がしてついまた買っちゃう。

ここ最近とりわけ印象的だった商品は限定の「オールウェイズ ア ヴィット」
軽くて美味かったな、毎年レギュラー化してくんねえかな。

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ハワイの瓶ビールのような優しい夏のフル〜ティ。
空色に薄ベージュ文字抜きという配色がまた涼やかで可愛らしく、
飲み終えた缶をガッチャコーと捨てるんじゃあんまりしのびなかったので、

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切り開いてゴム磁石に貼って、勝手に広告マグネットに仕立て上げました。
この山羊の絵柄は単独でも十分に魅力的に思われるので、グッズ展開いかがでしょう。
Tシャツやトートバッグ作りゃ売れるのではなかろうか。販促部さんご検討くださいまし。




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ハワイの瓶ビールで思い出した。

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横浜の大さん橋で開催された恒例の大型イベント、
ウクレレピクニック2019』に俺のボールベース持参でちょこっと参加してきました。
デカかろうと低かろうと俺がウクレレだって言い切るんだからこれはウクレレぞ。

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白い目で見られる気満々で乱入したのに意外や温かく受け入れてくだすってこちらが拍子抜け。
デビット社長の軽妙MC(※声質がルパンとスネ夫の中間位でナイス耳心地)のもと、
KONISHIKI高木ブーもニコニコ遊びにやってきて会場は多幸感溢れる大盛り上がり。
プロアマ問わずウクレレ持っておいでよ!ハワイと日本を愉快に繋げよう!の心意気に甘えて、
思いのほか会話やセッションを楽しませて戴きました次第。

f:id:saran-p:20190902020524j:plain 中央に小錦

公式ページのレポート↓をご覧あれ。ページ最下の方にご掲載の、
全員集合写真の中央奥にちゃっかり写り込んできました。
https://hawaii.jp/archives/event/up2019/reoport
この距離でこの写り込みサイズ、尋常ならざるボールベースの巨大さがわかります。
抱えて電車移動は終始ジロジロフフフで大変なんだが。

皆さんもウクレレ1本くらい持っとるんだったらば、
来年ウクレレ持ってビール片手にゆっくり過ごしたらよかろうもん。



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さ、遊んでばっかしもいられん、帰ってキャシーのエロ毛のゴミ払いだ。

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カゴを2つ向かい合わせにして適量の毛を入れ、縦横に振り振りフラダンス。
あまり振りすぎると丸まってフェルト化しちゃうので程々に。

アロハオエ~っ! 

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何度も洗ったはずの羊毛から細かな夾雑片、
つまり不溶性の食いカス・うんこカス・虫の死骸その他諸々が、
ブラウンの髭剃りレポート或いは丸美屋のふりかけレベルでごっそり!

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むろん完璧には程遠いですがこの工程でかなり除去できます。

3年分の毛があるんで50回くらい振り振りフラ返せばならんかな。
でもその面倒も含めて楽しいんだ、愛する1頭から採れた毛だと思うとね。
土の恵みを有り難くってのはそういうことじゃないのかしら。
そう思いませんかね、巷の羊毛好きオバちゃんたち。


というのも羊毛愛好オバちゃん達はやれあの毛この毛とうんちくマウント仰るわりに、
こういう取りづらいゴミだらけの汚毛の処理ましてや購入を嫌がりますのよ。

それは彼女達があくまで紡ぎやニードルワーク等の楽しいお針子仕事からのスタート、
下処理済みの綺麗な毛ありきからのスタートが好きな人にすぎないからであって、
作品にフケカスがまぎれちまうドロクソ原毛の下処理なんてのは理解の範疇外なんです。
俺はそういう姿勢、ものすごい嫌味な意味でユザワヤって呼ぶことにしてる。

防塵マントを着せても暴れ回って脱いでしまう荒っぽい品種だし、
牧場は日々忙しいから餌の投げ入れ方に注意してなんていちいち聞いてられんし。
つまり、やっとれんのですよ、人件費かかるのに商品価値が著しく低いもんのためになんて。
だから工藤ひつじ企画さんをしてサジ投げたわけ。


実を言うとこれ、ここの羊に限らず日本の緬羊産業全体の問題。
多くの現場では刈った毛は汚いゴミ扱いされます。すなわち問題は、
んじゃいったい何のためにヒツジ飼ってるわけ? ヒツジいらなくね?
牧羊犬なんてなおのこと無駄じゃね? せいぜい観光牧場のショー????
に帰結する。

逆にいえば、そんな無価値のゴミ汚毛からさえも恩恵を得る工程、
それ自体を確立しようとしていない現状があり、編み出して乗り越えてやらないで、
なにがヒツジ好きだ専門知識だ手間暇かけた手仕事の風合いだチャンチャラって話なのよ。

ほんで俺がこうすりゃいいじゃんって工程掲げりゃどうせこっそり採り入れるもんな、
さ~も最初から知ってるように振舞ってね。




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…おかげさまで相変わらず造形に追われ造形に尽くす毎日を過ごしております。

f:id:saran-p:20190902020827j:plain 羊のお皿でラムチョップ

たまにはこう、いつになく、巷の徒然ブログっぽく、無邪気に軽薄に、
やれ何食ったのどこ行ったの楽しかったデス、これオイシ~みんなも試してネ♪
みたいにしたかったけど、クソ狸おじさんと造形はもう切り離せない腐れ縁なのだ。
どこ行ってても何食ってても頭の中は作り物のことばかり。


そんなボクりんも今月9日とうとう40歳だポヨ♪
どうせ死に向かう運命ならばいよいよもって頑張り時じゃきに。
酒はほんの嗜む程度、タバコも大麻覚醒剤もやらずに今日までどうにか…

ああ、タバコで思い出した。
タバコ吸わねえのにステンレス灰皿を10枚も取り寄せ購入す。

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なんでタバコ吸わねえのにステンレス灰皿を10枚も取り寄せ購入すっかね。
そりゃあ俺のやりそうなことったらアレしかねえだろうがに。
ステンレスの方がアルミより良い音がするんだよな。

鋭いアジア民族音楽好きっ子ならこの配置を見ただけで、

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ひょっとしてアレを作るつもりか?とお察しのことと存じます。そうだよアレだよ。
しかし単なるアレにはするまいさ、それじゃあんまり安直だ。
近代日本ならではの姿かたちというものがあるんだ。

学生時代から眠らせてきた案件をとうとう形にする。
すごいヤな形なんだけどさ… オッサン亀なんか部屋に起きたくねえな…










    サ ー ラ ン ギ ー 図 鑑     

★バイオリンは皆さんご存じのあの形状にほぼ定まっています。しかしサーランギーは製作者・時代・地方によって様々な自由形が存在し、今なお進化を続けています。特に弦数や配線は個体によって全くまちまち。これは、先人に学んでこう作らなければならない・本場の本家本元ではこれが正しい・こうでなければ本物の価値が無い、といった固定概念に縛られていないためです。ひとくちに捉えられないそれらをサーランピーでは「サーランギー属」と総称しています。

こうして並べますといかにもアジア諸国調査で得られた現地サンプルに見えますが、なんと殆どが日本国内で発掘されたものです。日本人の技術で修理を施しました。…そう言われると急に萎えますでしょう? みんな興味本位で取り寄せて結局すぐ手放しちゃうからこういうことになるのです。

しかもこの中には当方が捏造したオリジナル楽器をまことしやかにねじ込んであります。果たしてどれが現地の風薫る本家本物のお宝で、どれが世にもいかがわしい贋作か? 鑑定やいかに?…といったこだわりは、どうにでもなることですし、実のところどうでもよろしいことなのかもしれません。



チーペスト号  名古屋の誰だ号  結局ウチに号  

ボロ号  55号  黄泉号

グランピエ号 ジョギヤ 前方後円ジョギヤ 

カリマンタン号 恵さんでしたか号 そそるスリム号 

ドードゥロバナム ドゥカン号 サランガ

サランガ・ペタンコ エレクトリック チカーラー

チカーラー(近代版) サローズ アフガンサリンダ

ネパリ くさっぱら号 さらん弓(さらんきゅう)

サランダ  擦弦仮面 ダルマサンガ サランダ

ディルルバ エスラジ タール シェナイ

エスラマ ベラバハール カマイチャ

ラーヴァナハッタ ペナ エスラール
プールヴィーナ バリアジアン号 サラウドン
ストゥーパ号 ドドバシキメラ





    文 化 へ の 冒 涜 で は ?     


サーランギーの化石(カンブリア期)


いいえ、全く冒涜にはあたりません。サーランギー属は進化を歓迎し、地域毎に異なる展開を許す楽器群です

民族学・民俗学では、創作の混入は許されず、ありのままを正確にサンプリングすることで解明に努め、敬意を払います。つまり研究者はあくまで傍観者、せいぜい中途参加者であって、真の当事者にはなれません。研究者が自ら文化に手を加え、研究対象を自分自身とし、文化の歴史を塗り替える、これが許されるなら何だってやりたい放題になってしまいます。そのため研究者は、専門性・正確性への拘りにばかりにプライドを置き、しかし自分では大した表現が出来ない、融通の効かない方向へと人格形成されがちです。異文化理解を唱える本人が無理解とは皮肉なもの。サーランピーではこの状態を「スウェーデンポルノ女優のスリーサイズを精緻に暗記した童貞」と呼び、陥らぬよう自戒しています。

だども、オラ、この楽器がこの島でどう進化すんだか夢みちょる真ッ当事者の日本民族だで。何をどう作ろうと直そうとオラほの自由だ。オラが村の遊びがまんまこの楽器の進化の歴史になるだ。「インチキ業者」「思い上がるな」「現地の文化に失礼」「1人で騒いでるだけ」とお感じなのは、ひとえに貴方の心が許さないから。なにせその現地をはじめ世界各国からウチ宛てに「サイトを見た。修理はできるか? オリジナル楽器のオーダーは可能か?」と打診が来ます。もちろん断りますよ。てめーでやれっ。もしくはてめーの村の良さでやってみれっ。…そうすることがいつしか文化となるのだから。