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【04/25】しぶとく生きるのよ
アルダッロ・ツクーリァの続きをいま書いたり撮ったりしてますが、
思ったより長尺になるのと、ズバリズバズバ書いて民族楽器の人みんな憤死するといけないので、
もう少し丸く柔らかくしてあげようかな…と推敲しつつ、今日は手短に近業掬いを一発。
楽器修繕の合間をぬって、
「かなまら祭2023」(川崎大師)へ願掛けに参り、
つい先日の「レインボープライド2023」(代々木公園)へは、
俺の正体であります角狸ピースキーに戻って、取材してきました。
アルダッロの話にも少し絡められたらと思ってね。
どちらも ‘性’ をとおして ‘生’ を考えるべく盛り上げている催しになります。
つい避けて濁し、つい訝しんだり照れ笑いでやり過ごしがちな ‘性’ を、真正面から見つめる。
ははあ、ピースケ氏、夜な夜な「デパートメントH」に出掛けてみたり、
こういう性的要素のあるフェスを見たがるということはやはりソッチなのだな?と、
だから積極参加するのだな? と、短絡せんでくれよ。知らなかった生き方の勉強です。
我が道だけでは気付かなかった新しいアートやデザインのヒントは思わぬ道端に隠れている。
…そりゃ、まあ、中性的なモチーフを好みではあるけれども(雌+雄+獣)、
性の自認はオスのままでなんら差し支えなく生きてます。
ただ、男か女かっつゅう前に、人間の姿で産まれたところにずっと違和感を覚えてはいる。
ブルボンヌさん
勿論こうした催しの呼びかけには議論が必要と思います、
騒ぎ立てずそっとしておいてほしい…と身がすくむ思いの方も大勢おいでですし、
「かなまら」のみならず褌一丁はだか祭のように元々古来から寛容な日本という国に対して、
価値観の押し付けは結構! 政党や外資の餌!絶対行かない!
共同体破壊・文化破壊はやめろ! なんとまあ…ゲイ達がパンツ1枚で街を!と、
「レインボー」や類する海外パレード活動を非難する意見もしばしば伺いますものね。
私は私の考えで、敢えてオープンな企画に飛び込んで感じ取ってきた次第。
催す側・集う側がどんなメッセージを抱かんとしているのかなって。
バービーさん
今回のステージの大トリはなんと 美川憲一!…様でいらしたのですが、
本人ご出演中はカメラ厳禁令のため、残念ながら降臨写真ナシにてご容赦ください。
せっかくの機会だし少し早めに陣取ってたけど、♪「さそり座の女」♪ が始まるや、
満員の所へひと目見たい会いたい客が押し寄せてしまい、頭・頭・頭!の隙間から、
ようやっと、かろうじて、遠く遠く美川さんを拝まざるを得ない事態に。
あんまり遠く小さくお目にかかる御姿だったもので、
( アッ見えた!! 美川さんの… おお… 頭だけ見えた… 美川さんの頭が…
凄い… 光ってる… 後光が差してる… ナマ美川ヘッド… )
と必死になって目で追っていたものが、
よくよく見たら↑後ろに設置のスポットライトのカバーの黒さだったの。
ライトの黒み丸みを美川さんのヘアスタイルと勘違いしてじっと凝視してました。
気づくのにしばらくかかったな、ピースキー被ったままだったし。
フェス特有のワチャワチャした空気によってトークがよく聴き取れなかったのも残念。
歯痒く巨大モニターを鑑賞しつつ、しかしひときわ鮮明に頂戴したのがこの喝破だった。
「しぶとく生きるのよ~!」
うーん有難や、この一言に尽きる。生きるとはなにか。そりは、生きることである。
どうなるやら知れない世の中だけれど、しぶとく生きようよな、みんな。