◆ インド発祥の多弦胡弓「サーランギー(Sarangi)」類の話題をそっちのけに、世界でここだけ前代未聞の怪研究・珍開発の数々を発信し続ける異常ブログです。同楽器取扱いの急先鋒にして生物学者ならびに変態ケモナーでもある異常造形作家【川崎ピースケが執筆運営しています。
研究テーマ:1)楽器「サーランギー属」、2)海のダンゴムシの仲間「水産等脚目甲殻類」、3)多肉・塊根・平行、栽培から造花まで「珍奇植物」、4)原材料・愛玩対象としての「羊」 、5)獣人表現「ケモナー」 、等を題材としたデザイン論と実践、特に生物型や生物利用の意味について。議題は多岐に渡り、追究の範疇としてエログロを含みます。* 近年(2)〜(5)の構想がだいぶ具現化したので、2023年から(1)の分野に戻りアプローチを再開できる運びとなりました。
★ 1記事内1主題の場合と、1記事上に短文加筆を重ねる【近業掬イ】(きんぎょうすくい)の場合がある。繁忙時はどうしても後者です。
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X旧ツ連携『ヘラームスはお好き』ワラジヘラムシ編(+豆)


“豆”って、農家さんが汗水流して、苦労を重ねて、ゆっくりじっくり育てて、
ようやっと実る畑の幸だと思っていたし勿論そこは間違いないはずなのだ。

どうなるものか物は試し、

枯れて元々と研究室のベランダ鉢へ、4月に蒔いたもんが、

ぐんぐん育って6月、こんなに実るとは信じてなかったので軽くビビっている。

そんな早いもんでしたっけね?
てっきり農家が苦労を重ねて汗水流してゆっくりじっくり…


なお、自由研究用・いけばなディスプレイ用の栽培であるので、家庭菜園・自家サラダの所存はない。
食えんことないけど珍奇植物用に農薬まみれの雑土だのでなんとなくやめとこうと思う。
現在の仕事柄もあり、試したことのない植物に触れてみようと思っているのだ。

1個くらい着果すりゃラッキー、 さてどうなるかなぁ、 軽~くビビり散らかしている。



www.youtube.com

人類の起源には ”猿説” と ”豆説” があり、現在では ”豆説” が有力となっています。
人類は ”豆” 、健康の源、それが ”豆”
一億人の笑顔の裏に千億の ”豆” があることを、私たちは忘れてはなりません。


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『ヘラームスはお好き』っていう連投タイトルにしたのがこの↓回からなので、この回が通し番号[1]
前回の穿孔性コツブムシの回は番号なしのパイロット版と捉えて戴けると幸い。


以上を投稿後、うちのピースキーに当該ワラヘラ研究の今を広報させました。
だからって変態夜会「デパートメントH」会場で訴えてもしょうがないんだけど…


どう批判したくとも、排除したくとも、そうして是正したくとも、
解明にこのような人物が貢献しているという事実に、科学者は目を背けてはならない。
含めて日本の甲殻類学における研究史の一端なのですから。

一億人の笑顔の裏に千億の ”豆” があることを、私たちは忘れてはなりません。




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で次回もヘラームスなら「チビウミセミ」動画特集!! ではあるのだが、

あのね、海ムシばっかりにかまけてもいられんのよ、一応ここ、楽器のブログなんで…

X(旧ツ)での広報と同時進行で、当研究室では楽器のメンテや改造を行っており、
インド弦楽器、とくにサーランギーへの言及も、徐々に再開していきます。












    サ ー ラ ン ギ ー 図 鑑     

★バイオリンは皆さんご存じのあの形状にほぼ定まっています。しかしサーランギーは製作者・時代・地方によって様々な自由形が存在し、今なお進化を続けています。特に弦数や配線は個体によって全くまちまち。これは、先人に学んでこう作らなければならない・本場の本家本元ではこれが正しい・こうでなければ本物の価値が無い、といった固定概念に縛られていないためです。ひとくちに捉えられないそれらをサーランピーでは「サーランギー属」と総称しています。

こうして並べますといかにもアジア諸国調査で得られた現地サンプルに見えますが、なんと殆どが日本国内で発掘されたものです。日本人の技術で修理を施しました。…そう言われると急に萎えますでしょう? みんな興味本位で取り寄せて結局すぐ手放しちゃうからこういうことになるのです。

しかもこの中には当方が捏造したオリジナル楽器をまことしやかにねじ込んであります。果たしてどれが現地の風薫る本家本物のお宝で、どれが世にもいかがわしい贋作か? 鑑定やいかに?…といったこだわりは、どうにでもなることですし、実のところどうでもよろしいことなのかもしれません。



チーペスト号  名古屋の誰だ号  結局ウチに号  

ボロ号  55号  黄泉号

グランピエ号 ジョギヤ 前方後円ジョギヤ 

カリマンタン号 恵さんでしたか号 そそるスリム号 

ドードゥロバナム ドゥカン号 サランガ

サランガ・ペタンコ エレクトリック チカーラー

チカーラー(近代版) サローズ アフガンサリンダ

ネパリ くさっぱら号 さらん弓(さらんきゅう)

サランダ  擦弦仮面 ダルマサンガ サランダ

ディルルバ エスラジ タール シェナイ

エスラマ ベラバハール カマイチャ

ラーヴァナハッタ ペナ エスラール
プールヴィーナ バリアジアン号 サラウドン
ストゥーパ号 ドドバシキメラ





    文 化 へ の 冒 涜 で は ?     


サーランギーの化石(カンブリア期)


いいえ、全く冒涜にはあたりません。サーランギー属は進化を歓迎し、地域毎に異なる展開を許す楽器群です

民族学・民俗学では、創作の混入は許されず、ありのままを正確にサンプリングすることで解明に努め、敬意を払います。つまり研究者はあくまで傍観者、せいぜい中途参加者であって、真の当事者にはなれません。研究者が自ら文化に手を加え、研究対象を自分自身とし、文化の歴史を塗り替える、これが許されるなら何だってやりたい放題になってしまいます。そのため研究者は、専門性・正確性への拘りにばかりにプライドを置き、しかし自分では大した表現が出来ない、融通の効かない方向へと人格形成されがちです。異文化理解を唱える本人が無理解とは皮肉なもの。サーランピーではこの状態を「スウェーデンポルノ女優のスリーサイズを精緻に暗記した童貞」と呼び、陥らぬよう自戒しています。

だども、オラ、この楽器がこの島でどう進化すんだか夢みちょる真ッ当事者の日本民族だで。何をどう作ろうと直そうとオラほの自由だ。オラが村の遊びがまんまこの楽器の進化の歴史になるだ。「インチキ業者」「思い上がるな」「現地の文化に失礼」「1人で騒いでるだけ」とお感じなのは、ひとえに貴方の心が許さないから。なにせその現地をはじめ世界各国からウチ宛てに「サイトを見た。修理はできるか? オリジナル楽器のオーダーは可能か?」と打診が来ます。もちろん断りますよ。てめーでやれっ。もしくはてめーの村の良さでやってみれっ。…そうすることがいつしか文化となるのだから。