◆ インド発祥の多弦胡弓「サーランギー(Sarangi)」類の話題を中心に、世界でここだけ前代未聞の怪研究・珍開発の数々を発信し続ける異常ブログです。同楽器取扱いの急先鋒にして生物学者や変態ケモナーとしても知られる異常造形作家【川崎ピースケが執筆運営しています。
研究テーマ:1)楽器「サーランギー属」、2)海のダンゴムシの仲間「水産等脚目甲殻類」、3)多肉・塊根・平行、栽培から造花まで「珍奇植物」、4)原材料・愛玩対象としての「羊」 、5)獣人表現「ケモナー」 、等を題材としたデザイン論と実践、特に生物型や生物利用の意味について。議題は多岐に渡り、追究の範疇としてエログロを含みます。* 近年(2)〜(5)の構想がだいぶ具現化したので、2023年から(1)の分野に戻りアプローチを再開できる運びとなりました。
★ 1記事内1主題の場合と、1記事上に短文加筆を重ねる【近業掬イ】(きんぎょうすくい)の場合がある。繁忙時はどうしても後者です。
★トップページには最新2〜3記事のみ表示。過去記事は【アーカイブ】で総覧できます。
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スゴぉイ♪ 嫁に内緒でロケットオッパブうまかモン、宇宙へ取り立て!無重力暴力団JAXZA




え、ッシュくん
ッシュくんのほうは今どうしてるかって?

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あのスーパーレアモンハンターズのッシュくんですか?

見切りあたりおっちょこバッタリそそっか発車なダッシュくん、
データくんに毎度「正確にはデスね…」とレアモンの名称を正されていたが、
狙った獲物は絶対!! を信条にデータくんも及ばぬ力技でチャンスをモノにしてきた。
定時制の夜間校に通いながらの時空トラベルは大変だったと思うよ。


で、現在は居酒屋「レア海鮮うまかモン 蘇我ハーバーシティ店」の副店長に昇格し、
短期パートだった十九も年下の微シャクレ美女店員に即手ェ出して即結婚。
オフ日となるや微シャクレ女房微シャクレ赤んぼスッ放ってチヌ釣りに繰り出し、
副店長スゴぉイ♪と食い付く新人をもたちまち三枚おろしと相変わらずの活躍だ。

微シャクレ女房も概ね容認というのだから夫婦揃ってたいしたレアモンだモン。


\ガッハッハ…、新鮮レアモン捕獲だぜぃ!/
f:id:saran-p:20210703134021j:plain
      /モテる旦那の嫁って、ちょっくそイイ気分だYOネ!\


果たしてデータくんとどちらが幸せだろうか。なりたい自分に…なれてるかな。
ふと考える時もあるさ、比べちゃいけないって分かってても。




あン? モコの助

モコの助は今どうしてるかって?

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あのスーパーレアモンハンターズのモコの助のことですか?


モコの助ねー。甲高い裏声が懐かしいです。
「ハイパーメタルポイントをクイックチャージだモコ!」だの、
「クリスタルハートレベルがレッドゾーンだモコ!」だのと、
語尾が常時モコモコ面倒だったけど、ダークドラゴンを倒せたのも奴のおかげだ。


あれから宇宙方面に行ったと聞いてはいるのだが、どうも軌道に乗り損ねたみたいで…
や、空間じゃなくて、ご商売の軌道さ。あまり根掘りパ掘り詮索するのも悪いし。

なんでも、誰も試さなかったゴールデンドリームにチャレンジだモコ!と息巻いて、
種子島のロケット発射台が遠く臨める断崖絶壁に格安で店舗物件を押さえたからと、
元宇宙飛行士の経歴をもつ嬢だけを揃えたオッパブ開店にむけ求人をかけるも見事に応募ゼロ。
借りた資金を無重力暴力団(JAXZA)に取り立てられて故郷モコ星に光速で逃げ帰ったらしい。

f:id:saran-p:20210703134128j:plain 約束の25日を過ぎとんぞゴルぁ〜



最近どうよ?とダッシュくんが度々電話してくれてるようだが、
電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため、ろくすっぽ掛かりません。
なにせあいつプリペイド式のPHSを押しボタン6つ剥がれても使ってるから。

何度も掛けまくってようやく繋がると、

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きまって低いしわがれ声で「 …ぁぃ… …ぇ誰… 」
俺だよダッシュだよレアモンのよォーと呼びかけるや、2秒の沈黙後、

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      /ぉお~どうしたモコ~久しぶりモコね~\

と咄嗟に裏声の他人行儀。


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スーパーレアモン…知らんがな。だって俺が勝手に空想した冒険アニメだもん。
夕方6時半から放送中の、俺が勝手に空想した冒険アニメだもん。絶対見てネ!


ただ感じるのは、むしろダッシュくんみてえな適当野郎が人生を上手いのやもしらんね。
当ブログでも再ッ三申し上げているとおり、自分の存在意義を特定分野に投影しきって、
凄いゾ偉いゾ代表者だゾの一点で己を塗り固めてしまうと、却って窮屈な人生やもしらんわ。
逆もまた真、適当を許せぬデータくんだからこそ一点突破に挑まざるを得んやもしらんな。


奴ら3人がどんな人生を歩もうと俺は知らん。モコの助は、なお知らん。

しかし俺の心の中には確かに奴ら3人が住んでいて、喧嘩しながら冒険を続けている。




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さてさて、先日の人肉ヒメスナ論の騒ぎと、関連する飼育ご相談など少々で、
またもや珍楽器業に取り組む隙を逸しつつあるピースケ大海神。
頼まれごとに応えてあげたいけれど、いいかげん自分のやりたいこともやらせてモコ。

とは、この夏は新作動画をしこたま収録&公開するつもりで準備してきましたが、
やや遠方で生物の勉強の予定がモコ上がり、急遽そっちの準備を同時進行してるモコ。
&こういう機会でないとまず行かない地方博物館巡りをと考えている。

f:id:saran-p:20210703150223j:plain

ったってそもそも目当ての生物に会えるかどうか知らん。多産とは伺うが…
単なる観光と化すかもしらんし、天気とりわけ台風の次第では立ち往生もあろう。
自然現象じゃき、会えればラッキー、会えなくってもまあしょうがない。
次の機会と割り切ってるモコ。オーロラ見に行くようなもんだモン。

それでもとにかく一歩踏み出さないことには分からんからね、何事も。
こういう時に頼もしいのがダッシュくんの怖いモン知らずなんだモコ。



つきましてこの7月は一層ドタバタになりそうで、
実際いま既に宿やら交通やらを調整しながらこれを書いていま… ヤッなになに?!
これ17時の列車を逃したらもう無いってことじゃんかい。くぬぁ~面倒臭いモコ。

日テレのおおかみこどもを傍らに観ながらぼちぼち進めておるけれども、
何度観てもこの母ちゃんはちょっとスーパーレアモンすぎるモン。
どこぞにクソだぬき男を婿に貰うて一女一男をもうけてくださる花畑女子がおらぬものか。

f:id:saran-p:20210703142134j:plain (c)細田守スタジオ地図、+おまえ全く無関係の奴が1人


そういうわけだのでゴメン今回は短めにこの辺で勘弁してモコ。
次回記事はもう書き始めてるんでどうぞお楽しみに。

どうにも尖ったことやひねったことばかりのブログで申し訳ないけれど、
そのぶん他の駄ブログ糞ブログに書けない題材を頑張るつもりですので、
ハ~そういう視点もあるものだな…と笑ってくれたら嬉しいモコよ。








    サ ー ラ ン ギ ー 図 鑑     

★バイオリンは皆さんご存じのあの形状にほぼ定まっています。しかしサーランギーは製作者・時代・地方によって様々な自由形が存在し、今なお進化を続けています。特に弦数や配線は個体によって全くまちまち。これは、先人に学んでこう作らなければならない・本場の本家本元ではこれが正しい・こうでなければ本物の価値が無い、といった固定概念に縛られていないためです。ひとくちに捉えられないそれらをサーランピーでは「サーランギー属」と総称しています。

こうして並べますといかにもアジア諸国調査で得られた現地サンプルに見えますが、なんと殆どが日本国内で発掘されたものです。日本人の技術で修理を施しました。…そう言われると急に萎えますでしょう? みんな興味本位で取り寄せて結局すぐ手放しちゃうからこういうことになるのです。

しかもこの中には当方が捏造したオリジナル楽器をまことしやかにねじ込んであります。果たしてどれが現地の風薫る本家本物のお宝で、どれが世にもいかがわしい贋作か? 鑑定やいかに?…といったこだわりは、どうにでもなることですし、実のところどうでもよろしいことなのかもしれません。



チーペスト号  名古屋の誰だ号  結局ウチに号  

ボロ号  55号  黄泉号

グランピエ号 ジョギヤ 前方後円ジョギヤ 

カリマンタン号 恵さんでしたか号 そそるスリム号 

ドードゥロバナム ドゥカン号 サランガ

サランガ・ペタンコ エレクトリック チカーラー

チカーラー(近代版) サローズ アフガンサリンダ

ネパリ くさっぱら号 さらん弓(さらんきゅう)

サランダ  擦弦仮面 ダルマサンガ サランダ

ディルルバ エスラジ タール シェナイ

エスラマ ベラバハール カマイチャ

ラーヴァナハッタ ペナ エスラール
プールヴィーナ バリアジアン号 サラウドン
ストゥーパ号 ドドバシキメラ





    文 化 へ の 冒 涜 で は ?     


サーランギーの化石(カンブリア期)


いいえ、全く冒涜にはあたりません。サーランギー属は進化を歓迎し、地域毎に異なる展開を許す楽器群です

民族学・民俗学では、創作の混入は許されず、ありのままを正確にサンプリングすることで解明に努め、敬意を払います。つまり研究者はあくまで傍観者、せいぜい中途参加者であって、真の当事者にはなれません。研究者が自ら文化に手を加え、研究対象を自分自身とし、文化の歴史を塗り替える、これが許されるなら何だってやりたい放題になってしまいます。そのため研究者は、専門性・正確性への拘りにばかりにプライドを置き、しかし自分では大した表現が出来ない、融通の効かない方向へと人格形成されがちです。異文化理解を唱える本人が無理解とは皮肉なもの。サーランピーではこの状態を「スウェーデンポルノ女優のスリーサイズを精緻に暗記した童貞」と呼び、陥らぬよう自戒しています。

だども、オラ、この楽器がこの島でどう進化すんだか夢みちょる真ッ当事者の日本民族だで。何をどう作ろうと直そうとオラほの自由だ。オラが村の遊びがまんまこの楽器の進化の歴史になるだ。「インチキ業者」「思い上がるな」「現地の文化に失礼」「1人で騒いでるだけ」とお感じなのは、ひとえに貴方の心が許さないから。なにせその現地をはじめ世界各国からウチ宛てに「サイトを見た。修理はできるか? オリジナル楽器のオーダーは可能か?」と打診が来ます。もちろん断りますよ。てめーでやれっ。もしくはてめーの村の良さでやってみれっ。…そうすることがいつしか文化となるのだから。