学問の未来を案じずにはいられません、
我らが大日本帝國の叡智集える論文波止場 【 J-STAGE 】 にあらせられまして、
www.jstage.jst.go.jp
拙稿 “人肉ヒメスナ論” が2021年4月度のアクセス数・第1位!!
甲殻類学会発行2誌内としてもトップ閲覧数の模様です。
押し上げてくだすった皆様に深謝申し上げますとともに、つくづくどうかしています。
数千名超のおどれら読者様おひとりおひとりのご尊顔のご尊アゴをクイ上げては、
持て余したヒマゴギー具合をチルチルねぶり倒して差し上げたい所存です。
いえいえ、4月下旬のほんのひととき話の肴にして戴いたまで。
たちまち真っ逆さまに転落し、
altmetrics.ceek.jp
次月分は氷上のプリンス羽生結弦くんのご執筆が着々追い上げておいでのご様相だ。ガンバレ!
ついてはヤツ宛てのレターやプーが多少なり僕ちゃん宛てに?とドギマギ待ち詫びたのに、
着払いで届いたのはダブって要らないキン肉マン人形、床こぼし牛乳みっちり含み雑巾、
各社共通掃除機パックのメーカーに合わせて折り取る所の折り取った側70枚とこの仕打ちだ。
恥辱に耐え忍びながら猿股のほつれを繕う哀れな朕の零落ぶりを存分に嘲笑うがよい。
一方で、これは書く前から重々予想してきたことなのですが、
おそらく大学院やラボ等の関連界隈では、
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| ハテ… いかがなものか… けしからん…
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| 学術的とは到底いえない… 下劣極まる主観的な内容…
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| 支離滅裂な構成… 鼻につく軽薄な言い回し…
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| あざとい悪ふざけに閉口する… ユーモアなど科学に不必要…
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| 正統な論文教育を受けていないであろう不見識…
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| 学生がこの文体を真似し始めたら大変なことに…
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| 厳然たる学術と権威筋への礼節を茶化しているとしか思えない…
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| いったい何処の研究機関の輩かと思えば…
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| 学会に出入りしがちな自称大発見のトンデモ先生かね…
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| 研究ゴッコはご遠慮願いたい… 悪しき前例となりかねん…
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| 品位を著しく穢すに等しい… ハゲタカ誌化が懸念される…
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| ただでさえ低迷している基礎生物学の名誉が傷つく…
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| 諮問委員会を設置し公的認可を得てのち投稿するべきでは…
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| 人体実験の禁忌を破ったマッド在野など永久追放せよ…
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↑といったご反応を生じておいでかと、目に浮かぶように存じます。
やれやれもう~白衣の諸先生、一列に並びんしゃい。
物事というものをよっぽど、こうであるッ!決まっているッ!決して許容されないッ!と、
世界をYesNo枕で捉えんと気が済まねえですかい。
イ!…イッタイ… ナ… ナ…… ナンダコレワ……
( ←再び登場、データくん )
文が上手くて面白くて新発見もあって提案的で哲学的で注目を浴びた論文が、
決して良い論文とは限らないのダ… 良い論文とは完璧に正確で整然と精緻で、
権威の座に最もふさわしいこのボクりん様が認める論文だけなのダ!
恐れ入りますがそういうご苦言は主観的批評・個人的読書感想でしかなく、
趣旨や結果の反証には至りません。くやしいのう、くやしいのう。
…別にデータくんをくやしがらせたくて報告したわけじゃないんだよ。
みんなの知見になれば嬉しいなと思って少し頑張っただけ。
さて、研究繋がりでのお付き合い、頂戴するご意見を振り返りますと、
なるほど流石と感心させてもらえることも勿論多い反面、
理想論と現実論、客観と主観、批判と行動、公益と自我の間にだいぶ乖離と申しますか、
おおよそロジカルでないシンキング、物事を論理的に読み解けないのではないかと、
複雑な思いを抱かされ、ひいては、学術…大丈夫か?! と心配になる時もあります。
今日はちょっと真面目にその話をしますね。
氷まくらを2個3個デコに当てながらお読みください。
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あの〜、まず本稿は前稿の続報で、観音崎のプチ甲殻ムシ飼育報告その2にあたります。
前々号CANCER掲載分と、投稿規定も併せてご覧戴ければ流れをご理解戴けるかと存じます。
で、両稿 、 “原著論文” として扱われてます?
もし原著としてなら基本1報1種、専門用語も遠慮なくビッタビタと多用しましたし、
『~における食性検証ならびに人的被害とハビタットの機会的関連』と本稿を銘打ったですわ。
しかし両稿は老若内外の読み手を想定し、ドタバタ採集行ズッコケ実験録の一事例をありのまま、
かつ砕いた文体でお送りする “読み物” 型文献なのであるからして、こりぞ正解にてはべり。
ってか、読みゃーわかるべ?! 本書は純然たるバイオ系論文とは異なる。
襟元正しき文面の読み書き素養も有する生来無頼漢の在野者が、
我々は何者か? 生命とは何か? を身近な甲殻蟲を通して広く楽しく世に問う命題のもと、
格調高き体裁を装いつつ幾多のブービートラップを仕掛けて世に送り申した、
科学・文学・美学・哲学を混沌の内にない混ぜしバカメンタリーの啓示なのである。
\ 教授〜〜〜〜〜〜 /
もちろん私だ ああいうセンスのいい論文を出すのは私にきまっておる
その狙いを一撃でスナイプし、かつ読まずにおれなくなる魔法を吹き込んで、
「鼻行類」「平行植物」「アフターマン」といった名だたる怪著にも尻込みしない、
禅問答な自由律俳句タイトルを添えた次第でございます。
文句はそりから垂りらりらむ。ドリトル、シートン、ムツゴロウ。
なお分類学的言及については気付きの指摘に留めました。
後進へのヒントを匂わせつつ、敢えて断定断言しないで濁してあります。
確証的なところは分類の領域にとっとと進めて戴きたいからです。
仕事奪っちゃうのもいけませんしね、一応気ィ遣うとんのよ。
ただしそこから一歩先の、つまりなんなのか?・それでどーした?・
自然と人間の関係とはなにか? といった哲学的考察においては、どなたもアテにしちゃいかん。
とは、経験上、ある限定的領域をご専攻の方は得てして、その領域では大変に頑張り屋ながら、
論理性かつ建設性を欠く狭視眼の面があり、正誤や規格に収まらない概念に直面するや、
理解の許容量を越えちゃうのか、なんだか頓珍漢なご判断ご理解ご提言を仰り始める傾向にある。
貴重なご意見有難うございますとともに僭越ながら盲信盲従致しかねますというのが正直なところです。
滅んだニホンオオカミの代わりに、外国のオオカミを捕まえてきて日本の野山に放とう!とか…
埋立て事業で消えゆく干潟の大切さを伝える干潟を、今ある干潟を砂で埋め立てて作ろう!等々…
っはっはっはっは、ご専攻可愛さのあまり他とのバランスが取れなくなるのかも。
融通の利かなさといったら、危うくマギー司郎と門下生のおとぼけマジックにさえ、
偽物!! インチキ!! 超能力ではない!! と真顔で指摘しそうよもん。
亀有ブラザーズなんか現れたら顔を紫色にして卒倒してまうやもしらん。
袋をヒッパレ
ま、やむをえまい。品行方正な論壇にかようなオチョクリ徒然草が突如台頭しては、
地味真面目がチャームポイントの博学各位は大いに鼻白まれ疎まれよう。
保守的思考にとっては画期的イノベーションも警戒すべきインベーションと化す。
そも理系なる処、文章(=作者のキモチ)の硬軟・性質・裏の真意を見抜く能を欠くがため、
正しさだけが正しく確かさだけが確かで四角四面な勉学に籠る他にプライドの遣り場が無く、
己の確証的優越に気を揉み気を張らねば気を病む知識マニア的人材の、じつに溜まり場であります。
例えば先↑の「貴重なご意見ありがとうございます」。この文言に暗に込められる裏の真意、
「(=うっせぇんだよバーカ死ね)」 のニュアンスも読み取れず、まんま額面通りに捉えてしまい、
調子に乗って衒学ぶって決定的に嫌われたりするくらい、社会不適合。
持ち味を生かして社会の役に立ってくれれば御の字だけど、うまく噛み合うとは限らないもんなぁ。
実際、最前線の現場は大変に深刻な焦燥を孕んでいると伺う。
ずーっと無理なプレッシャーかけられてる状態、一種の洗脳かもしらん。
ことに論文に対し、こう読むべき!こう書くべき!とベキベキに訓練を詰め込みすぎるあまり、
論文を読み書くようにしか文献を読み書きできなくなっているのではあるまいか?
とりわけ頑なに仰る博士課程の論文作成術はすっかり意義が捻転、
出世に直結する業績と資金獲得を目指した、なんつーか学徒動員竹ヤリ教育の様相がある。
勝利を掴める手柄数とコネクションひいては権力こそが学者の存在価値と信じ、
柔軟性・独創性など害悪だ、教官に殺される~!とばかりに忌避嫌厭する。
若人は決してそんなつもりで、プライドをズタズタにされたくて、
研究室の門を叩いたわけではないはずなんです。
\おおきくなったらぜったいレアモンはかせになる!/
/生物の多様な魅力を未来ある子供たちに教授したいのデス!\
志高く、信じる心があれば、夢はきっと叶う…
と応援してやりたいがアカデミアの道程はなかなかに厳しい。
“書くか・死ぬか” でしたか、 ‘人として生きる’ という選択肢が無いのだ。
俺はこれ、あんまりじゃないかと思っている。
純朴な候補生たちは真に受けすぎ、熾烈な生存闘争にやりこめられたあげく、
好きな研究に携われるのだから我慢できるだろう?! と顎で使われ、
好きな研究なぞ趣味でどうぞ勝手におやんなさい?! と鼻で嗤われて、
本当にやりたい研究と本当になりたい将来の狭間で煩悶し、ノイローゼの気味すら。
絶望の末の自決あれば、剽窃捏造を厭わないリケジョもありまぁ~す!
おかしなニュースを聞くにつけ、活躍のクチが社会にもっと広がらないかなぁと思うよ。
生き残った者こそ優秀なのだと開き直るのならそれまでだが…
安定的な教職に在る先生方の方がゆったり柔軟に他考を受け入れる余裕をお持ちです。
辿り着くまでが大変なんだろうよね。
こうした、形式への執着と学徒の悲哀の関係は、まるでよく街で見かける、
リヤカーや自転車に空き缶をいっぱい積んだ親父さん達の如し。
ナニおッ?! あんな堕落ジジィ共と我らエリート様を並べるとは何事か!! って?
いいえ決して親父さんたちの波乱の人生を見下せませんよ、
成果物が缶か論かの違いで、構造と本質はほぼ同じと私はみています。
あの缶は決して缶を好きで好きで集めているわけではない。
ひたすら目方勘定、有用金属としての総重量と換金性が何より重要だ。
中身の風味や喉越し、まして絵柄やエピソードなど、余計な面白みは一切評価されない。
駆け回って漸く幾らかになるのはアルミ缶に限り、スチール缶は安すぎて0円相当とのこと。
良い論文ネタは銅の重みに等しい。知らず手放される銅食器類は捨て場の掘り出し物だ。
路地裏のオンボロ室外機の銅管につい目が眩むそうです。バラしゃ2000円になるナ…
これ、先に述べた過酷ラボ勤務の環境問題と重なるまいか?
雑用に追われ執筆数を稼がねば未来なく、過酷さ報われなさを嘆けず、あまり儲からず。
従って極力効率の良い出世街道を割り切り夢を見ざるを得なくなる。
どの雑誌に投稿すれば高得点かと、どの買取業者が利率いいかってのも。
公務員として国が雇用すべきだと立派を仰るがそう気安いものではない。
銭ある処には必然に縄張り・派閥・元締めが生じ、結局それが嫌でドロップアウト組が出る。
\ …デっ… データの… 量で… 勝負ッ…!! /
資料と標本の山
▲未来大学環境学部エコロジーバイオ講座の、晴れてポスドクの身分となったデータくん。
テーマ:ニセマガイモドキダマシの付属肢毛状突起数と分布による系統分類。
標本数と正確な知識なら負けない!! はずなのに…教授への道はまだまだ遠い!!
国は基礎生物学(=自分)への理解が無いッ!!
その点、在野(組織に属さない野良)はまったく勝手気ままな放蕩野郎かもしらん。
在野の風格
評価されたい・承認されたい・地位を得たいといった ‘餓欲’ を脱し、
代わりに適切な生活維持とアウトプット手段を見定め心得ておれば、
多彩な表現を駆使した有意義な提案を申し上げられる。まるで儲からんけども!
いわばアハハとゾゾゾとフムフムが一挙に味わえる甘辛ミックスジュースの店だ。
グレープフルーツ豆乳
ポイントは、ウチの店、缶(=評価に値する様式・体裁) に充填しないところ。
この内容なら真面目に英文で書けばちゃんと業績になるのに勿体無い~ってのと、
この味なら大手から売れるし缶も換金できて儲かるのに~ってのと本質が一緒。
こだわりたいのは甘辛ミックスの配分だ。クソマズいし鼻に付くけど、どこか癖になる。
Dr. ペッパー(通称ドクペ)とでも呼んでくれ。秘密のフレーバーでキミをとりこにするゼ!
あれ俺たまに飲みたくなるんだけど、味と香りが噛み合ってないというか、
爽やかソーダ水と杏仁豆腐臭が別々で口の中を泳ぐよな。奇妙な美味しさがある。
なになに、それとこれとは別? アンタはよくても現場は熾烈?
無価値な論文をいくら書こうが評価されず就職に結び付かない?
インパクトファクターの高い専門誌への投稿を狙わねば博士として生き残れない?
う~んそうも目尻にクジラを釣り上げられちゃ、もう寄生性等脚目の生き様よ。
とは、環境に順応せし形質変化を説いたまでで、ムシ呼ばわりのつもりはない。
尊敬される偉大な博識職でありたいがために学問の体表にしがみつくが、
剥がれ落ちると死ぬのを重々承知しているから振り落とされまいと、
目が吊り上がり必死の形相になっている。ご心労は察するけれど…
▲流体の対圧を受けてか魚体表面寄生者は体躯が新幹線のように流線型へ変貌し、
眼が吊り上がった形相を呈するが、▼ぬくぬく内部寄生者は丸っこく目つきが優しい
収斂進化の好例
あのね。
俺は、やりたいことをやりたいようにやりたくて、在野です。
研究テーマはヒト・モノ・ケモノの関係性とくに動物型と動物利用。
対象は多岐に及び、雑多の相もありますが相互に関連しています。
サーランギーも、もこもこ羊さんも、まして甲殻類など、一側面でしかない。
しかし殆どの人々は表層の印象と関心ある1分野でしか他人を見ず、
何かのエキスパートでも他は劣等アマチュアなんだろとしか相手を捉えないため、
「手作り楽器でおなじみのピースケさん」「インドのサーランギーで有名なピースケさん」
「コツブムシの…」「羊の…」「美大卒なんだ…」とピースケ氏を分類するも分類しきれず、
理解の範疇を越えて結局「変態」「狂人」「ぶっ飛んでる」と色眼鏡で括ってくださる。
領域と領域の間の領域は、その領域にもあの領域にも通じていないと読み解けない。
ついては総合的に明るい人物や機関に教えを乞いたいものだが、存在しない場合どうするか。
そしたらもうこの身ひとつが当該領域一番の研究室じゃいッ!! と勘違う覇気で頑張らにゃ。
それはそれで「…もう教祖じゃん」と下を向かれたりしてきたけども。
ええもう、我輩大学付属俺サマ研究所、代表取締役ボス大将、終身名誉組長ですよ、どうせ。
誰が鼻で嗤おうと、そうだからです。定説なんです。サイババの勝手なんですよ。
人生一発そんくらいおめでたく勘違おうじゃんか。もちろん一般礼節と謙虚を忘れずにね。
逆に言えば、学術の競争と焦燥に憐憫など抱くのは、俺がハミ出し者だからだわな。
無数の競争相手があえぐ限られた型枠に閉じ込められ、
誰よりも先に知らなければならない・誰に打ち克ちたい・
誰と馴れ合いたい・誰からの賞賛や褒美が欲しいと責め立てる欲求は、
それだけ “誰” に依存せねば確立できず怯える自己の小心から生ずる。
そこから一足先に脱するのもまた人生だと思うんだよ。決して敗北ではない。
▲「付着水分の粘度を利用して垂直面を登ることがあり(須藤ら,2011)」
ありのままの生命を愛すべく、競争圧・同調圧・評価圧の及ばぬ領域で、
孤独の中にも真を見抜かんと腹を括りさえすれば自由に自由な自由の哲学を綴れるし、
自らをして自ずとインパクトある学問者となることも決して不可能ではないのだが。
南方熊楠に怒られっぺ?! 学術の皆さんならもれなくご尊敬のはずでしょうに。
阿呆ッ!! 肩書きがなくては己が何なのかも分から… んッく… ゲボぇ~ッ(嘔吐)
しかるに学術っつーのはかのインパクト豪傑先生についてさえ、
…え~そのォ… 熊楠の存在と貢献に関しましては概ね異存ない所存ですが…
学術論文の形で成果を残しておられないので…正式にはいささか評価しづらく… とこうだ。
くんなくて結構ッ。そんなちっぽけな型枠に留まらぬ人物だったのではないか?
かくして学閥にはつまらぬ論を尤もらしく誇らねば己を逸する小心ばかり淀む慣わし、
固定的自滅の念に苛まれて睨み合い、認められたさに怨みつらみながら、徒党抱き合っておる。
「阿倍野の犬」だなんて皮肉すら言われて。
耐えて耐えて、堪え抜いて、いつかは努力が報われる… かというと…???
▲偶然ニセマガイモドキダマシに噛まれた傷痕の治り良さに気づいたのを起点に、
その唾液腺小嚢から画期的な抗生物質ドキダマイシンを分離して一流誌に論文を掲載!
細胞再生促進性は美容や若返りにも効果あり?! と国内外メディアが注目!
名だたる製薬企業も続々協賛! と一躍引っ張りダコの有名人となり、
帝國大學助手→特任助教→近く准教授着任を概ね内定さる敏腕テニュアくん39歳(左)。
髪型までもが将来を約束された天然パーマネントだ。
かたや成果面でも人事面でも下級生に追い抜かれ、泣くに泣けないデータくん41歳まだポスドク(右)。
だってご専門は同じ種の… 毛の数マニアック。絶対負けないはずだったのに…
国は基礎生物学(=自分)への理解が無いッ!! 政治が悪いッ!! アメヤべロッ!!
くそッ、くそッ、くそッ!!
褒められてッ!! ライバルを蹴落としてッ!!
のし上がらなければッ!! 未来は無いのだッ!!
ピースケだって認められれば嬉しいはずだろッ?!
…ごめん俺、そこだけ妙に、まるくそ疎いんだわ。
むしろ真逆よ、分からないということを喜んで独り分からながっていたいね、
貴殿を評価する基準データが無いので~と物知りさんが困っちゃうくらいに。
そうさな、熊楠先生からなら怒られついでに「お前、酒は飲めるか」 言われてみたかったな。
後々が大変そうだけどね、ヴェボ~ッ(嘔吐)。
生きるってのは一本道じゃないし、いちど出世の道を外れたくらいで堕落真っ逆さまでもない。
秘密の果実をあちこちもいで搾った天然自分味100%ジュースを振る舞ったらよろしい。
生き物の多様性の本質ってそこじゃないかと思うんだよ。
論の型などせいぜい空き缶の如し。缶だけ積めども中身カラっぽ、まさに色即是空だ。
心のプルタブに指を掛けろ! 世に問う論は中身の露、お口にニガし甘露たれ。
左様、生活の糧に賽の河原で空虚な1缶1缶を積むか、それとも、
生活の滓1缶1缶にさえ物語を紡ぎ出すか。さてどちらが充実の “論” たる人生だろう?
この僧正が邁進する飲料缶グラフィックデザイン研究の崇高なのは、
たとえ大珍品であっても、使用済の缶に金を出す行為を倫理違反とする点だ。
必ず自身の体内(=チャクラ)に中身(=アムリタ、スジャータ)を通過浸透させてのち、
その器から個々固有の思索を紐解く(=空即是色)。いわば、ノンダ・カンカーラ・ヨーガ。
3万種!に及ぶという混沌の宇宙はもはや吉祥曼荼羅の域に達している(=Manda-la2)。
たぶんご本人お忘れですが、俺が差し上げた大田区限定缶コーヒーも氏の蒐集に入れて戴いてます。
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といっても、内容が内容だけにいくら熟慮し弁解してもすれ違うのは必然。
ふざけきった大クセ論調は読者や論壇を大層コケにけなして映るだろう。
確かにそこは当方としても懸念ではあった。今少し釈明を申し上げておきます。
俺が記したのはオフザケ茶化しでもマウントひけらかしでもありません。
得意になって斜に構えて現代社会を非難するものでもありません。
生と死を慈しむ学びの極み、色即是空、その在り方・捉え方です。
いったい幾人が胸に受け止めてくれるだろうかしら…
あらゆる文献は好奇心のうちに読まれ後世まで役立つことが本望です。
ついては若干の工夫を要する。特に今回のような場合はね。
真面目一辺倒に説いては目を覆う血生臭さばかりが目立つし、
核心を避ければ真を突けず情報不足、下手すりゃ捏造疑いすら挟まれてしまう。
そこでナンセンスのエッセンスを用いて毎度マイルドに仕立てしたためてあるのである。
厳格難解を衒うのでなく、楽しく巻き込んだ方がスッと伝わり易いはずなんだよ。
そうして丸裸にただ驚き、笑い、隠された理を感じ取って戴ければ有難いのだが、
真の理解はいつだって迂回したプロセスを経なければならない。
大抵の方は新たな試みに対してまずヒネてかかり、次にレッテル、レッテル。
自身の境遇と観念の都合に沿った表層を自分寄りに曲解してどうにか腑に落とすが、
物事の裏側にある真までは見抜こうとせず、
マッドな変人博士 → だから → グロテスクな実験を厭わないだろう…
所属研究者でない → だから → 非専門的おちゃらけ文面なのだろう…
厳格なる科学論文 → だのに → 一握の砂を引用とはこれいかに…
自分の肉を削いだ → ヤバい → ぶっとんでる…(思考停止)
ついに自分の智慧で括りきれぬや、やれ変態・狂気・猟奇、
それサイコパス・倫理問題と、羊みたいに沈黙してハンニバる始末。
そうして発信者を非社会性に追いやることで凡愚な社会規範を保とうとするが、
新知見だけはちゃっかりポッケないない持ち帰っちゃうのが愉快なところだ。
特に知識層各位は摘要と結論だけ手ッ取りパクって即、
最初っから当然知っとるわいとばかりに既知の顔を誇りたいはずです。
論文に主観を込めるな!エッセイ調に書くな!という執筆マナーの正体も実はそこなの。
お前個人の考えなど余計だ → 知識だけ寄越せ → この程度は先に考えついておる、ってわけ。
ところが今稿のように “失敗を起点に仮説検証し真を目撃さる著者” と、
ファーブル昆虫式に書かれると、読んでやったところで読者は第三者的又聞きとなり、
自慢材料にできず、被マウント地団駄を踏んで先駆者を妬むことになるのよ。
敵わぬと悟るや、フンッこんな駄文は評価に値せん!と貶めてNOダメージを決め込み、
あてつけに存在を無視する(先行研究を意図的に引用しない等)という子供みてぇな態度に出ます。
常に先行的ものしり博士でなければならないプライドを傷つけぬよう欺瞞で塗り固めるのです。
その時点で真の科学者ではない。どうせそうなる想定を、拙稿は想定して書いておる。
加えて、この研究が “民間から出た” という体裁が非常に重要なんです。
どうせ俺たちゃ生ゴミさ・骨になっては書けないぜ・俺のニオイが原因か?等々、
啄木やらニーチェまでを引き合いに出した、とても生物学説的とは言い難い迷言の数々。
そのミスマッチ具合に引っ張られておいでだけれど、どうぞ今一度お気づき願いたい。
本当に大事なのはここ↓なのだ。
言い換えればこういう事↓にて失礼つかまつる。
ちびっ子、サーファー、ビキニギャル含む、海遊びの皆さんの方が、今の今だけは先生なんだよ。
痛いっ! 噛まれた… わっ、血… あいつら何なの? をして既に科学する心が始まっている。
一方でたいした追究を世に還元してこなかった博学の側がよっぽど生徒さんじゃないか。
話題になった後で分類だ論調だと衒学的に振る舞う態度の方が余程恥ずかしいのである!
噛まれて見せたのはその遅々とした現状に素直に向き合っただけのこと。
倫理性についてもご批判は覚悟の上、熟考の末に踏み切ったことですが、
肌をほんのちょっと切開した程度でキーキー喚くのもどうかと思うよ?
せいぜい転んだ膝小僧レベル、誰に迷惑かけるわけでなし。
そりゃ、明らかに凄惨な生体実験… 子猫を溺れさせて肉食虫の餌食にフヒヒとか、
子犬に電極つけて異常薬液を注射グヒヒ等々はあまりに暗黒が過ぎるだろう。俺もいやだ。
俺の精子とスカンクの卵子を交配した異臭怪獣を保育園に乱入とかね。
ヌヒヒ、吸うとる、吸うとる
しかし先述のとおり、今度の事例は民間では頻繁に起きている現象だ。
海水浴客は毎年自ずとその先行的実験台になっているわけです。
露出面積と咬症被害の度合いはおそらく比例するだろうから、
裸足で海に入ったり、水着が過激なほど、そりゃ当然そうなると考えられる。
ところが実際に学問の領域から真の姿をきっぱりと言及するや、
ギャルも博士もたちまちズッコケひっくり報告書となる。
誰もが臆病に震えて二の足を放置しているから、一民間の分際が代表して生贄(=献体)となり、
ちっぽけな倫理の向こうの真理を立ち現せてみせた次第。
そうして見えてくるのは小生物固有の生態だけではありません。
ヒトか肉塊か? 博士か庶民か? 文系か理系か?
捉え方で見方が変わり、見方で捉え方が変わり、是非善悪すらご都合に反転する、我ら人間の概念…
が、ムシの側は人間の都合など全くどうでもよろしいのである。
実地の現象と、論文の検証は、偶発と人為が異なるだけで、ムシにとっては同位相の産物だ。
ムシの都合まで知ろうとしないから、ムシの気持ちなんてわからない。
ならばさっそく話しかけてみまいか、わからないこと・かわらないこと。
未知と普遍との対話… それこそが科学の心ではないでしょうか。
宿主に乗っかって虎の威をフンゾるものではないはずだが、
寄生しないと死ぬ者大勢と考えれば…それもまた生命の一場面やもしらん。
論文とはいえない? 科学的に評価できない? んなこたぁどうでもよい!
ささやかな夏の思い出を一大センセーショナルに書き伝える技術芸当について、
現代科学の側が、才も能も土台も持ち合わせていないだけのことである!
ニセマガイモドキダマシを殺して毛を数えてるだけでは出てこない思考領域です。
…概ねお分かり戴けましたでしょうか。
おかしくひねり上がっている学術の現状に当の学術自身が無頓着であったし、
気がついたところで負の連鎖甚だしい今となっては、もう遅ぇよな。
学問に属することで学問たり得るのではない。
学問とは何か?と問い続けることこそ、実のところ真の学問といえよう。
けれども、界隈の迷える現状を憂うにつけ、果たして…
ああ、報告内容になおご注文の方は確かな反証材料をご用意のうえでどうぞ、
ぜひとも有意義な議論を愉しもうではありませんか。
或いはなおも禁忌道徳を詰めたい方、問題化させる事で問題化なさりたい方は、
どうぞ優しく正しきその御心で日本全土のスナホリムシたちの方を清らかに折伏し、
「法医学診断」錫谷徹・著、南江堂
「私たちが間違っていました。もう二度と肉は噛みません」と誓わせお導きください。
それほど尊い奇跡の福音でしたら是非とも全面的にお迎えしたいですし、
聖母マリアもきっと血の涙を流してお喜びになることでしょう。グロ注意?
んでなきゃよっぽど、専門家により組織さる倫理諮問委員会が、
波打ち際を双眼鏡でジロジロと監視し、黒ギャルが黒ケツ噛まれた都度、
急ぎ駆けつけては正当性を判断して公認スタンプをケツに押しますのんかい?
それじゃまるでスペイン宗教裁判だよ!
…っはっはっは、また茶化す。
学術の話の途中にまさかスペイン宗教裁判とは思うまい。
表現における「笑い」とは、概念と概念の間に生じる断層(=ボケ)を、
元の状態に戻したくなる(=ツッコミ)時に起こる、脳の興奮です。
相似や差異が突飛か凡庸か、洒脱か田吾作かで評価が上下し、
良質な作風はまるで見たことのない風景が瞬時に広がるような創造性を放つ。
毛嫌いされるのは、聞かされて評価を強制させられるからで、自体が悪いわけではない。
崇高なる学術にふざけた笑いを持ち込むな!と頭ごなしでなく、
笑いという観測装置に照らした時、幾許か新たな学術的評点が見出されるならば、
そこに関して学術は無智を呈するわけで、同時に未知領域を得ることにもなる。
場に相応しいやり方を踏まえつつ、ときに相応しくないやりかたも試してみて、
もし未踏の宇宙が見えるならもう誤りではなく方法のひとつなんだよ。
無智や未知を我慢ならず常に誰より正しく深く知り置かねば自信が無い人の場合、
相変わらず憤慨して正統な形式を振りかざし自己の領域を頑なに守りたがるだろうし、
頭が柔らかい人ほど、ッハハそいつは思いつかなんだわ~と許容するだろう。
今度の拙著などその典型的な試金石です。受容体によりけりなりけり。
受容体にもまた色々にスタイルがあって、素晴らしい記憶力、判断解決力、考察力、
表現力を持つ人がいっぱい居ますね。各々固有の生かし方で社会にご貢献くださりやがれい。
俺の場合は概ね、
《 物事をよく観察し → 真を見抜いてのち → 敢えて異なる要素や手段をあて→
新たな効果と視点を得て → 楽しく提案し → 従来のやり方の人に嫌な顔をされる 》
毎度このプロセスを辿ってしまう。こりゃ性分よもん。
社会に生きてるもんだかどうだか。