◆ 前代未聞の怪研究・珍開発の数々を脱線常習ごちゃ混ぜに発信し続ける、近代稀にみる異常ブログです。世界でここだけの頭おかしい物品、わけのわからない文言多数。 造形作家にして生物学者にして重症ケモナーの要注意人物【川崎ピースケ】が執筆運営しています。クソ色の片思い、キミに、そっと…。
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研究テーマ:1)インドの多弦胡弓「サーランギー属」、2)水中ダンゴムシのなかま「海産等脚目甲殻類」、3)原材料および愛玩物としての「羊」 などを題材としたデザイン論とその実践、とくに動物型や動物利用の意味について。おおかた閲覧注意です。詳細はこのページの右寄り欄【研究領域】↓にて。
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SEXY奥義・まんじゅうこねこねハケ水車! 大人になりきれない僕と100エーカーの森田療法

やあ、更新遅れて誠にすまんです。音響機器デザインの仕事が立て込んでね。
人気みたいで売れ行き好調、弊社一同驚いております次第でございます。


加えて家族の介護なんぞをしつつ、諸々の造形を同時進行中にて候。

まず(1)このブログの引越し先の建設
過去記事ごとそっくり移せるサービス “インポート機能” が有り難かったけれど、
各記事の行や段落の互換にあんましうまくない面があり勉強中です。
使い慣れない設定画面に試行錯誤しながらひとつひとつ。

完成までもうひといき、公開できるようになったらお知らせしますね。
とはいえ仕上がりは殆ど現状維持のアドレスだけ変わる印象です。
細かい素材は公開後に追い追いでもいいかな。



次に(2)甲殻類の研究
今また論文を執筆中で、この秋には提出できるかなあ、急がないと。
特に主題のムシは身近なのに怖くて誰もやらんことを史上初めて実行する。
相変わらず前代未聞の内容になりますので、PDF公開されたら読んでみてね。

いま水槽には潮溜まりから失敬してきたオウギガニと、
海産業者さんから譲ってもらったアカマンジュウガニがいる。

オウギガニ・マンジュウガニ類は蓄毒の危険があるため食えたもんじゃねえし、
強く挟むわ金にならねえわで底引き漁の邪魔。漁師さんはポイポイ捨てます。
しかしそれをペット用に準備してくれる有り難い業者さんがあるのよ。



そして(3)羊の世話です。

今年生まれのチビたちも死なずにずいぶん大きくなりました。

前も言いましたが、羊は春に生まれてその秋にもう高校生くらいに育ちます。
従って雄ガキのくせにもうお姉さんの尻にちょっかい出し始める。早いなあ。

俺のSEXY現地妻キャシーから収穫した獣臭むんむん羊毛は、
シンプル一枚布を織るにあたり、まずは順次、ざっくり太い毛糸に加工します。
ただその前段階、毛を整える作業がけっこう大変なんだ。

羊のニオイは好物なんで歓迎ながら毛の間にびっしりのゴミクソだけは厄介で、
泥クソ小便は洗えばあらかた落ちるが細かな餌クズがまるくそ取れない。

そこでやっぱり “カーディング” することに。
直毛のキャシーなら不要かなと思ってたんだが…

↑とは何か。
そりは、櫛で毛を梳かして縮れ毛を一定方向に整える作業であった。
2つ用意した同じ櫛を互い違いにしてひとモコずつかけるのが伝統的なやり方ですが、
しかし羊1頭×2年ぶんの毛量を櫛でやってたんではいつ仕上がるんだかしれないし、
懸念の餌クズが絡んだままで取れやしない。

そこで自動カーディング・マッシーンを作りました。
別名ドラムカーダー。
こりは櫛通しが面倒じゃけロール構造にしたというクソずぼら装置で、
(ちょうど「ハケ水車」って知ってる? 知らないか。無理に知らなくていいよ。)
大量に扱うウール産業の現場では欠かせないものです。

しかし羊毛家に御用達のアシュフォード社のは手回し式のくせにクソ高価ゆえ、
俺はそこらの木切れで突貫工事です。こんなもん回りゃいいのさよ多少ガタピシだって。

モーターは「オート餅こね機」なる馬鹿げた家電に組んであったもので、
うちそんな餅こねる機会ないもんで、駆動部だけ残して捨てたのね。

おお、おお、パワフル。
貧弱モーターじゃ毛の咬みに負けてこうはいかんからな、さすが元・餅こね機。

しかも餌ゴミだけ飛んで行く。これは助かるなあ。


加工前、加工後

また通常ドラムカーダーは巻取りドラムの前に低速の送りドラムを付けるのですが、
俺にはあれ要らんのじゃね?と感じられ、ご覧の巻取りドラム一発仕様。
回しながら手ブラシをあてればどうせ殆ど同じことだからな。



その傍らで(4)サーランギー “ボロ号” の修理もやっとるよ。
チューバッカの生皮を張ることになったあいつです。

詳しい手順はここに掲載してもいいけれど、
せっかくブログの本分ゆえ、引越しが済んでからまとめてお送りしようか。
おんぼろサランギ抱えとる諸氏はこっそり参考にすりゃよろしいさ、
どうせろくすっぽ直せねえんだからよ、日本代表のツラこいてッハッハッハ。



この他にも幾つかプロジェクトを抱えて、
順当にこなしていかなければならない状態です。
いつ死ぬかしれない運命、俺じゃなきゃ世に送れないテーマっちゅうもんがあるのだ。
無理は禁物だけど、あれも出来たこれもしたかったと悔やむ人生はもったいない。

かくあるべし… かくあるべし… とは、いやはや、要・森田療法まっしぐら?



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そんな中、映画『プーと大人になった僕を鑑賞。


或る男の妄想症が過労で再発し、周囲に伝染する恐怖を描いたパニックムービーです。
恐ろしさのあまり凍り付いて明日から仕事が手に付かなくなってしまう観客多数!

…嘘、ほっこり良作でした。プーたちの無垢なあるがまま人生観のおかげで、
持病のパニック障害が少し軽くなった気がする。帰ってからなんだかよく眠れました。



 しかしこのデイジーダックはエロすぎないか?


 総排出腔を丸出しに誘いやがって…


難点は脚本か。無理くりに予定調和な大団円へもつれ込もうとした感じがある所と、
童話を予め読まないと愉しめない元ネタ頼り箇所が多いため一見さんお断り感がある。
特に “ズオウとヒイタチ” の所在。プーさん何となく可愛い~の人は付いていけんぞ。

 注)あれ↑はプーが恐がる変幻自在のゾウとイタチで、プーの夢想の産物です。
 しかしプーと過ごす日々自体、そもそもクリストファー少年の夢想の産物で、
 しかもこの童話自体、原作者ミルンが息子にあてて書いた夢想の産物です。
 つまりズオウとヒイタチは夢想中の夢想中の夢想の産物です。

 まさかみんな何となく「プーさんのハニーハント」乗ってんじゃねえかしら。
 あれこそディズニー版プーさん予習せんとさっぱり意味分かんなくてキツいはずだが。
 例えば幽体離脱、よくぞあれを実体表現したものよな、あれだけで泣いたもの。


或いはテグジュペリ『星の王子様』との関連を想う人が多いだろうなあ。
子供だった頃を忘れずにいる大人はいくらも居ないんだ実際。

大の男がクマのぬいぐるみを可愛がる心理を世間はどう思う?

かく申す俺にはその名も「くまお」というテナガグマがいます。
元々はバンドのドラマー役として1回こっきり登場だったはずが、
傍らにずっと何となく、いつのまに十数年の仲になっている。

ある夜に鮮烈なこの子の夢を見てしまって、それから特にだねえ。
他人の見た夢の話ほどクソつまらぬものはないんで簡単に言うと…


 小人の町なのか、なにせひとまわり小さい知らない夜の町なんだけど、

 石畳の道を(こっち、こっち、)とくまおが呼ぶんです。
 追うたびに先へ走って行っちゃう、その繰り返し。

 ようやっと追い付くと、

 あの窓の中をそっと見ろという。
 うんうん、誰かがこんな遅くまで木を彫ってるね。

 ん、待て待て、よく見たらあれ、

 俺じゃねえのか?


っていう。何の暗示だったのか知らないけど、
あれからくまおは少しだけ特別かな、粗末にしちゃいけない気がして。

でもま、何のことはない。夢想中の夢想中の夢想の産物じゃよ。










    サ ー ラ ン ギ ー 図 鑑     

★バイオリンは皆さんご存じのあの形状にほぼ定まっています。しかしサーランギーは製作者・時代・地方によって様々な自由形が存在し、今なお進化を続けています。特に弦数や配線は個体によって全くまちまち。これは、先人に学んでこう作らなければならない・本場の本家本元ではこれが正しい・こうでなければ本物の価値が無い、といった固定概念に縛られていないためです。ひとくちに捉えられないそれらをサーランピーでは「サーランギー属」と総称しています。

こうして並べますといかにもアジア諸国調査で得られた現地サンプルに見えますが、なんと殆どが日本国内で発掘されたものです。日本人の技術で修理を施しました。…そう言われると急に萎えますでしょう? みんな興味本位で取り寄せて結局すぐ手放しちゃうからこういうことになるのです。

しかもこの中には当方が捏造したオリジナル楽器をまことしやかにねじ込んであります。果たしてどれが現地の風薫る本家本物のお宝で、どれが世にもいかがわしい贋作か? 鑑定やいかに?…といったこだわりは、どうにでもなることですし、実のところどうでもよろしいことなのかもしれません。



チーペスト号  名古屋の誰だ号  結局ウチに号  

ボロ号  55号  黄泉号

グランピエ号 ジョギヤ 前方後円ジョギヤ 

カリマンタン号 恵さんでしたか号 そそるスリム号 

ドードゥロバナム ドゥカン号 サランガ

サランガ・ペタンコ エレクトリック チカーラー

チカーラー(近代版) サローズ アフガンサリンダ

ネパリ くさっぱら号 さらん弓(さらんきゅう)

サランダ  擦弦仮面 ダルマサンガ サランダ

ディルルバ エスラジ タール シェナイ

エスラマ ベラバハール カマイチャ

ラーヴァナハッタ ペナ エスラール
プールヴィーナ バリアジアン号 サラウドン
ストゥーパ号 ドドバシキメラ





    文 化 へ の 冒 涜 で は ?     


サーランギーの化石(カンブリア期)


いいえ、全く冒涜にはあたりません。サーランギー属は進化を歓迎し、地域毎に異なる展開を許す楽器群です

民族学・民俗学では、創作の混入は許されず、ありのままを正確にサンプリングすることで解明に努め、敬意を払います。つまり研究者はあくまで傍観者、せいぜい中途参加者であって、真の当事者にはなれません。研究者が自ら文化に手を加え、研究対象を自分自身とし、文化の歴史を塗り替える、これが許されるなら何だってやりたい放題になってしまいます。そのため研究者は、専門性・正確性への拘りにばかりにプライドを置き、しかし自分では大した表現が出来ない、融通の効かない方向へと人格形成されがちです。異文化理解を唱える本人が無理解とは皮肉なもの。サーランピーではこの状態を「スウェーデンポルノ女優のスリーサイズを精緻に暗記した童貞」と呼び、陥らぬよう自戒しています。

だども、オラ、この楽器がこの島でどう進化すんだか夢みちょる真ッ当事者の日本民族だで。何をどう作ろうと直そうとオラほの自由だ。オラが村の遊びがまんまこの楽器の進化の歴史になるだ。「インチキ業者」「思い上がるな」「現地の文化に失礼」「1人で騒いでるだけ」とお感じなのは、ひとえに貴方の心が許さないから。なにせその現地をはじめ世界各国からウチ宛てに「サイトを見た。修理はできるか? オリジナル楽器のオーダーは可能か?」と打診が来ます。もちろん断りますよ。てめーでやれっ。もしくはてめーの村の良さでやってみれっ。…そうすることがいつしか文化となるのだから。